エルサルバドル フィンカ ラ エスペランサNa
エルサルバドル フィンカ ラ エスペランサNa
○ 国名:エルサルバドル
地域:アパネカ イラマテペック サンタアナ
農園名:Finca La Esperanza 標高:1,500m
品種:ブルボン種 精製方法:ナチュラル 中煎り
名称:El Salvador Finca La Esperanza Na 中煎
酸味:ややあり コク:すっきり
フィンカ ラ エスペランサを始めとして19の農園と精製所を所有
するカフェ・パカス、コーヒーの品種「パカス」はこの自社農園
で発見された品種です。
5世代にわたって受け継がれてきたカフェ・パカス、その事業
継続には3つの柱があります。
1つは経済的な安定。国際市場での取引価格に翻弄されない安定
的な経営基盤をつくるため、顧客との直接取引を推進。
安定した経営基盤なくして、働く人たちの生活は安定させられま
せん。
コーヒーの価格や収益が安定していればこそ、長期的な視点を
持って人材教育や研究開発などに取り組んでいます。
2つ目は自然環境の安定や改善。そしてもっとも重要な3つ目が
カフェ・パカスで働く人の幸せです。
10数年にわたり続いた内戦(政府と社会主義勢力が激突した内戦
)のトラウマを抱えた従業員にセラピーを提供しています。
生産者がポジティブで、精神的な平穏が保たれていて、自分の
人生に満足していれば、植物にそれが伝わり両者の間に良い関係
が育まれていくもの。
となると生産者はもっと良い仕事をしようという意欲が湧いて
きて、仕事のパフォーマンスが高まります。精神的、肉体的に
健康であればより良い仕事ができるという考え方です。
カフェ・パカスで働きたい、コーヒーに携わりたいという意欲
を持つ人がいなければ、サステナビリティは実現し得ません。
香味の特徴は、ラズベリーやグレープのようなダーク系の酸味に
カカオ感があり、ブラジル(ナチュラル)にも似たフレーバー
です。