ペルー　チュリュパタ

○ 国名：ペルー　地域：プーノ サンディア
アルト・イナンバリ アルフォンソ・ウガルテ
　品種：ブルボン
精製方法：フリーウォッシュド　中煎り　標高：1750m
名称：ペルー　チュリュパタ　酸味：中　コク：少

ディオニシアさんは幼い頃からご両親やご兄弟と一緒に、一家の
コーヒー農園の世話をしていました。
彼女はずっと、コーヒーに携わることは自分の運命であると考え
ており、コーヒー作りのことを、仕事というよりは家族みんなが
一体となる喜びであるととらえています。
大人になってからも彼女はコーヒーの仕事を続け、少しずつ資金
を貯めて土地を買い、自分自身の農園を手に入れました。
それがチュリュパタ農園です。
「チュリュパタ(Chullupata)」とは、現地の言葉で「高原」を意味
します。娘さんをプーノ県の中心都市であるフリアカ市の高校に
通わせることを大きな目標に、ディオニシアさんはこの農園で
日々コーヒー作りに取り組んでいます。
ディオニシアさんが夫、娘と暮らす家から農園までは、徒歩では
約2時間半の道のりです。彼女は毎朝、娘さんを学校へ送り出す
と、バイクで45分ほどかけて毎朝農園へ向かいます。
農園のすぐそばにはディオニシアさんが生まれ育った家があり、
今も彼女のお父さんが暮らしています。彼女は毎日、お父さんに
顔を見せ、コーヒーの世話をするために農園に通います。

香味の特徴はプラムやグリーンアップル、マスカットのような
酸味、スパイス（カルダモン）感がありクリーンカップで標高
の高さがフレーバーに反映されている感じがします。