ケニア　KiamabaraAB（中深煎）

〇国名：ケニア　　 地域：ニエリ
精製所名：キアマバラ コーヒーファクトリー　標高：1,600ｍ
品種：SL28、SL34
精製方法：フリーウォッシュド　名称：KiamabaraAB　中深煎
　焙煎：中深煎り　酸味：少ない、コク：多い

キアマバラ・コーヒーファクトリーは、ニエリ地区の
カラティナ近郊に位置するムガガ農協に属するコーヒー
ファクトリーで、近隣のコーヒー農家のチェリーを処理する
ために1980年代に建てられました。
ファクトリーに持ち込まれたチェリーは、近隣を流れる
キング・リバーを水源として、リサイクルをしながら、
パルピングだけでなくソーキングにも使用されています。
果肉除去後は、一晩の発酵工程を経て、リサイクルウォーター
によるソーキングが行われます。
乾燥は天候や気温、処理する量に準じて、適正な水分量まで
7日～15日間かけてアフリカンベッドで乾燥され、
仕上げられます。ファクトリーでは、いわゆる伝統的な
ケニア式プロセスを丹念に行う事を心がけています。
キアマバラ・ファクトリーには、農家の見本となるように
試験農園を設けデモンストレーション・プロットが植えて
います。これにより1年間を通してその時々に合ったアドバイス
や訓練をコーヒー生産農家が受けられるようになっています。
農家と二人三脚で、理想的なコーヒー生産サイクル実現に
向けて、挑戦は続きます。
KiamabaraAB（中深煎）は、力強いボディ感があり、加えて甘さ
と全体的なバランスがよく後味がクリーンで幅広い嗜好の方に
受け入れて頂けるコーヒーだと思います。