ケニア KiamabaraAB(中煎)
ケニア KiamabaraAB(中煎)
(Kenya-19)
〇国名:ケニア 地域:ニエリ
精製所名:キアマバラ コーヒーファクトリー 標高:1,600m
品種:SL28、SL34
精製方法:フリーウォッシュド 名称:KiamabaraAB 中煎
焙煎:中煎り 酸味:あり、コク:中位
キアマバラ・コーヒーファクトリーは、ニエリ地区の
カラティナ近郊に位置するムガガ農協に属するコーヒー
ファクトリーで、近隣のコーヒー農家のチェリーを処理する
ために1980年代に建てられました。
ファクトリーに持ち込まれたチェリーは、近隣を流れる
キング・リバーを水源として、リサイクルをしながら、
パルピングだけでなくソーキングにも使用されています。
果肉除去後は、一晩の発酵工程を経て、リサイクルウォーター
によるソーキングが行われます。
乾燥は天候や気温、処理する量に準じて、適正な水分量まで
7日~15日間かけてアフリカンベッドで乾燥され、
仕上げられます。ファクトリーでは、いわゆる伝統的な
ケニア式プロセスを丹念に行う事を心がけています。
キアマバラ・ファクトリーには、農家の見本となるように
試験農園を設けデモンストレーション・プロットが植えて
います。これにより1年間を通してその時々に合ったアドバイス
や訓練をコーヒー生産農家が受けられるようになっています。
農家と二人三脚で、理想的なコーヒー生産サイクル実現に
向けて、挑戦は続きます。
アシディティに甘さも伴い非常にジューシーで、果実感が
心地よく魅力的なロットに仕上がっています。
ケニアらしいフルーティさで強度も十分にあり、イキイキと
した風味が存分に出ていると思います。
