パナマ ベルリナ ナランハル ゲイシャFW浅煎り

Panama-02

パナマ ベルリナ ナランハル ゲイシャFW浅煎り

(Panama-02)

○ 国名:パナマ 地域:ボケテ・オルケタ地区
農園名:ベルリナ農園
 標高:1,500m~1,700m
品種:ゲイシャ種 精製方法:フリーウォッシュド 浅煎り
名称:パナマ ベルリナ ナランハル ゲイシャFW浅煎
 酸味:あり コク:すっきり

現在4世代目となるルイス氏のように、コーヒー生産に従事
する多くの生産者が、先代・先々代からバトンを受け取り、
約100年の歴史の中で多くの自然災害や経済危機を乗り越え、
地域社会を維持・成長させてきました。
そうした中で、コミュニティやコーヒーに従事する多くの
人々が、次世代へどのようにコーヒー文化を繋いでいくか。
そして1人1人の生活を守り、繋がっていく事ができるか。
ルイス氏はこうしたコーヒー生産においてとても根本的で、
永続的な課題に挑戦する生産者の1人です。
ルイス氏は、スペシャルティコーヒーのコンセプトによって、
高品質なコーヒーの生産と技術の向上、そしてこれらの知識
を得るための教育的支援、次世代へ繋ぐ持続的な農園の維持
保全の3点を軸に、文化と人々を守るコーヒーの生産を目指
しています。

ベルリナ農園では、持続的なコーヒー生産への1つの回答と
して、自然環境と生態系を維持し高品質なコーヒーを生産
する技術に専念しました。
シェードツリーといくつかのコーヒーの木とが1つのペアと
なるようにする事で、作付面積は限られますが、渡り鳥や
野鳥、昆虫の生態系を維持されます。これによって、土中の
微生物の活性化、腐葉土による土壌の維持保全が自然環境の
中で循環され、結果的に人為的な肥料が大幅に削減されて
います。また、こうした生物の多様性は、各区画での微気候
や特色を色濃く反映し、彼らが生産するコーヒーの風味の
多様性にも寄与するようになりました。

パナマにおけるゲイシャ種の発見は2004年に遡ります。
翌年、エスメラルダ農園のプライス・ピーターソン氏から
生産技術を頼りにルイス氏の手にゲイシャの種が渡りました。
早速、実験的にゲイシャの栽培を開始しますが、デリケート
すぎるこの品種の生産は一筋縄にはいかず、本格的なプラン
テーションができる準備が整ったのは2008年。
そして、2010年にようやく5ポンド(2kg強)のゲイシャを収穫
する事ができました。
初収穫のゲイシャは、ルイス氏の想像を超える素晴らしい
カップで、4年間の苦労が喜びに変わった瞬間となったそう
です。現在は、4つのゲイシャ区画を持ち、今回のNaranjalと
ともにベルリナのゲイシャは世界中のバイヤーが注目する
までに成長しました。
ゲイシャの持つ素晴らしい風味は、コーヒー生産を次世代へ
とつなぐ、大きな希望となり、コーヒー生産を持続する上で
とても大きな役割を担っています。

Panama-02-100g
在庫状態 : 在庫有り
¥2,000
数量100g
Panama-02-200g
在庫状態 : 在庫有り
¥3,900
数量200g
Panama-02-500g
在庫状態 : 在庫有り
¥9,500
数量500g